システムバスルームでシロアリの心配よさようなら
浴槽の排水口から羽アリが出てきた。
シロアリが浴室の壁や床下にいて、きちんと駆除しないと心配なので、浴室を解体してシロアリを駆除、土台や柱を交換してシステムバスルームにして欲しい。
遠方にいる息子・娘さんがゆったり入浴を楽しめるよう、なるべくスペースを広くとりたい。
エリア | 秋田市 |
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お客様名 | E様 |
工事内容 | 年に1度の巣別れのシーズンでもあり、シロアリが住宅内に進入してからある程度の年数が経っている。そのためタイルに穴を開けて薬剤を注入しても完全にシロアリを駆除することが不可能だと思われること、食害を受けている土台や柱などの構造への影響も考え、在来浴室を解体し、シロアリの完全な駆除、土台や柱の交換をしてからシステムバスルームへのリフォームとなった。 シロアリ駆除はコンクリート基礎の上の土台、柱の下部と、地面の土壌にも薬剤を注入・噴霧します。 浴室のタイル・浴槽などを解体し、シロアリの被害で傷んでいる土台・柱などの木材を交換し、地面にコンクリートを流し込む。 木部やコンクリートの継ぎ目にシロアリ駆除の薬剤を注入してからシステムバスルームを組み立てる。 |
リフォーム期間 | 10日 |
費用 | 211万円 |
※過去の事例の場合、商品及び人件費の価格改定により金額が変動する場合がございます。
1.25坪の在来浴室で、カウンターの横に大きな出窓があるので、システムバスルームにする際になるべく採光と浴室内のスペースを広く感じれるように出窓の寸法をギリギリまで取ってサッシを製作し、換気のために窓を開けた際に虫が入ってこないよう、網戸をサッシ全体を1枚で覆えるように製作した。
現在よりも浴室が狭くならないように、スプリノの1.25坪の広さを選択。
ご主人・息子さんが背が高いため、天井の高さがあるフラット天井を選択。システムバスルームの商品選びや、納期までのシロアリの心配を極力少なくするために先行して薬剤の注入を行い、解体後、改めて1階の床下全体のシロアリ駆除と予防のための薬剤処理をした。
第68号
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毎年5月頃にシロアリは巣別れをして、新たな住処を求めて旅立ちます。こちらで大きな巣ができていて、そこから出てきたところを発見しました。
E様は、リフォーム後、自慢の浴室で、娘さんが帰ってくるのが楽しみになりました。出窓は少し小さくなりましたが、充分な光が入ってきています。
ソフトカラリ床は、硬さと柔らかさが絶妙なバランスで、掃除もしやすくなりました。シロアリ駆除と予防で5年保証がついたのでシロアリ発生の心配をしなくて良くなった。
突然のシロアリ発生で急遽リフォームをしなければならず、お客様は大変だったと思いますが、先にシロアリ駆除の薬剤を注入して被害を広げないようにしてから工事にかかったことで、心配を最小限にすることができたのではないかと思います。
担当:進藤 光洋