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- 3世代で住みよい我が家へ(洋室・バルコニー増築・外装リニューアル工事)
Before
2世帯4人でお住まいでしたがお子さんが
生まれることで手狭になりました
REFORM DATE
住所・お客様名 | 秋田市 Y様 |
リフォーム費用 | 642万円 |
施工面積 | 増築(9.9㎡)外壁(187㎡)屋根(91㎡) |
施工箇所 | 洋室増築・バルコニー増築・外壁・屋根・サッシ・内装 |
工事期間 | 2ヶ月 |
築年数 | 27年 |
家族構成 | 5人(ご夫妻+ご両親+子供1人) |
※過去の事例の場合、商品及び人件費の価格改定により金額が変動する場合がございます。
After
お施主様のご要望は、
①お子様が生まれるのでご両親と2世帯5人で暮らせるように増築したい。
②サッシ廻りの外壁が傷んできているのでこれを機に一緒に直したい。
という2つでした。
これを解決するために、リビングの南側にご両親の寝室を設け、2階の3部屋をY様世帯の居室にしました。
建ぺい率・容積率の制限があるので増築は6畳としました。サッシの廻りの外壁が凍害で傷んでいるので、
傷んだ部分は補修の上、軽くて凍害や塩害にも強い樹脂サイディング
(ゼオンサイディング ウィンドロック240 色:ヴィンテージクリーム)を重ね張りをしました。
バルコニーを設置し、出入りできるように開口を広げ掃き出し窓にしました
家具を置く位置を決めた上で、部屋が明るくなるように天井近くに窓を設けました
Plan
Before
窓の下の外壁が傷んで穴が開いてしまっています
屋根の継ぎ目や雪止め金具が錆びてきています
施工中
土を掘り、基礎の下に砕石を敷き詰めます
ベースの基礎の上に立ち上がりを作ります
土間部分には地面から湿気が上がってこないように防湿シートを敷き、鉄筋を組みます
基礎工事完成です 既存の建物の基礎は、床下の通気を良くするために開口を広げています
「建て方」柱や土台屋根などの構造部分を組んでいきます
屋根の下地を組むとすぐに屋根の仕上げをします(ガルバリウム鋼板15年保証)
平屋なので構造部分が組みあがってから足場を設置します
バルコニー周りも合板で下地を作ります
柱の外側に耐震のための合板を張り、防火のため石こうボードを張り、透湿防水シートを張ります
既存部分の外壁にも透湿防水シートを張ります
バルコニーの床はFRP防水で仕上げます
窓回りは専用の役物で納めます
屋根は錆や汚れを落としてから塗装です
錆止め塗装を全面に施してから仕上げ塗装です
外部の防水ができてから、内部の造作を始めます
電気配線をし、天井・壁に断熱材(グラスウール)をすき間なく入れていきます
既存部分は生活をしているリビングなので、サッシを外してから一旦養生のために合板でふさぎます
床下は既存部分を含めて全体に断熱材を吹き付けます
建具や窓枠を取り付け、石こうボードを張ってから、クロスで仕上ます
リビングとの間の引違戸はこれまで掃き出し窓で光が差し込んでいましたが、増築した部屋でふさがれるのでなるべく大きな窓の付いた建具で光を届けます
最後に基礎の外側をモルタルを塗って仕上げます
担当者より
建ぺい率・容積率の影響で増築できるのは10㎡未満となりました。
増築部は駐車場として使っているスペースなので、なるべく南側には出さず、東西に長い長方形とし、家具を置くスペースと布団を敷くスペース、収納のバランスを取りました。
増築部の屋根は積雪時の落雪の方向が玄関側にならないように片流れ屋根とし、バルコニーとの取り合いを決めました。
既存屋根は多少の錆が出ていましたが、まだ塗装で長持ちさせることが可能と判断しました。
外壁は結露水による凍害で傷んでいる箇所が多かったので、凍害や塩害に強く
メーカー保証30年の樹脂サイディングを重ね張りしました。
これから年齢を重ねるご両親が1階で過ごされることも多くなるので、
1階の床下全てに断熱材を吹き付け、秋田の寒い冬でも快適に生活できるようにしました。
打合せを進めている途中でお子様が誕生しました。
小さなお子様がいると家具や寝具、おもちゃ、衣類などが多くなるのでスペースがたくさん必要になります。
ご両親の部屋を1階にすることで2階はY様世帯で使えるようになり、それぞれのスペースを確保することができました。
生まれてまもなくのタイミングでリフォームをしたことでゆったりと生活できるようになりました。
屋根・外壁なども塗装・重ね張りで安心して暮らせるようになりました。
担当:進藤 光洋
第68号
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