外壁幕板張替工事
中古物件を購入したというお施主様。
築18年の住宅です。
老朽化により外壁と幕板が傷んできています。
エリア | 秋田市 |
---|---|
お客様名 | I様 |
工事内容 | 外壁幕板張替、外壁部分張替、屋根三角カラクサ施工、カーポート雨樋取付、フローリングのきしみ補修、手すり設置、壁穴補修、クロス張り、配管工事 |
リフォーム期間 | 1週間 |
費用 | 78.8万円 |
現在取付られている幕板の素材が窯業系でしたので、今回は樹脂製の幕板をご提案。
窯業系のように表面のコーティングが剥がれそこから雨水が本体に侵入する心配はありません。
一部傷みがひどかった外壁は張り替え、屋根の取り合い部分に傾斜をつけます。
また、お客様のご要望でカーポートの雨樋取付と室内階段に手すりの設置、フローリングのきしみ音の補修、壁穴の補修をご依頼頂きました。
建物の構造上、補強板を取り付けてからの手すり設置となります。
壁紙を一度剥がし、断熱材と石こうボート入れてクロスを張り替えました。気になっていた穴も見えなくなりスッキリです。
床鳴りには大きく分けて2種類あります。
一つは根太鳴りといいまして、フローリングと根太の間できしむ音がするタイプです。
もう一つはフローリングの継ぎ目からきしみ音がする実鳴りです。
今回は根太鳴りだったので床下に潜りクサビを打つ事で解決しました。
配管をしっかり設置しこれでもう排水が床下に流れ出る心配がなくなりました。
長期間配管が外れていた状態だったので虫が発生しています。
幸いシロアリは見当たりませんでしたが、湿度が異常に高い為に今後の事も考えて床下換気口を開けてもらうようご提案。
湿気の多い所はシロアリが好む空間なので、まずは空気の流れをよくして乾燥させなければなりません。
第68号
バックナンバーはこちら
雪の降る中の工事でしたが順調に進みます。
サッシや破風がブラックという事もあり幕板も同色に決定。
施工前と比べますと全体的に引き締まった感じがします。
またフローリングのきしみを補修するため、床下に潜った時キッチンの配管が外れており生活排水が垂れ流し状態となっていました。
至急、配管工事をするなどイレギュラーな事態が起こったものの無事に全工事を完成させることができました。
担当:鈴木 和博