広いトイレで介助しやすい トイレ拡張工事
お子様が体が不自由で、ご両親が抱えてトイレに連れていっているが、お子様が成長して、体の向きを変えたりするのにトイレが狭い。
①できるだけトイレ内の幅・奥行きと、入口ドアの幅を広げてほしい。
②体を支える手すりを付けてほしい。
③入口の床の段差をなくしてほしい。
エリア | 秋田市 |
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お客様名 | S様 |
工事内容 | 1日目:便器を撤去し、ドア・ドア枠・向かって右側の壁・窓の下の棚を解体、床下の排水管も配管を直します。換気口を外し、換気扇を設置、照明と換気扇のスイッチをトイレ内部に作ります。 新しいドアを設置し、工事期間中もトイレを使えるように新しい便器を仮設置します。 2日目:仮設置した便器を外し、床・壁などの下地を作っていきます。手すりを入れる場所の補強もします。夕方、また便器を仮設置します。 3日目:仮設置した便器を外し、クロス・クッションフロアなどの内装を仕上げ、便器を設置し、手すりや紙巻器を設置して完成です。 |
リフォーム期間 | 3日間 |
費用 | 50万円 |
※過去の事例の場合、商品及び人件費の価格改定により金額が変動する場合がございます。
階段の下にあるトイレを拡張するということで、限られたスペースをどのように広げるかという所を重視しました。
入口ドアを幅の広いものに入れ替え、ドアの脇にあった照明のスイッチをトイレ内に移設しました。
窓の下にあった棚を撤去し、その分便器を後に下げ、入口から右手にある壁は、柱の間を広げ、階段下の外部収納も少し狭めて紙巻器の棚を手前の壁より出っ張らないようにしました。
便器・ウォシュレットも入れ替え、節水・節電タイプのものにしました。
第68号
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実際に体が不自由な方がいらっしゃるお宅で、介助されるご両親と、打ち合わせをしながら進めました。
建物の構造上トイレの左側の壁は筋交い(すじかい)が入っており、広げることができないため、階段側を少しでも広げるようにしました。
図面上は何ミリ広がるといったように分かりますが、実際に壁を解体してみて状況を見ながら進めますので、図面どおりには行かない場面も出てきます。手すりの高さなども、実際に便器に座っていただいて確認しながら設置しました。
内装工事が終わって手すりを設置する際に、一部の箇所で手すりの補強材が入っていない箇所があり、後日、補強を入れなおしクロスも張り直しました。単純な確認ミスでお客様に御迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
担当:進藤 光洋